私がこだわりたい理由 その1 – 過去の私へ
「月経血コントロール」と聞くと、
ドキっとしてしまう方が多いでしょうか?
どうして、月経血コントロールにこだわるの?
それは、私の病歴にあります。
結婚して2年、子どもができないから調べてみようと行った産婦人科で初めて聞いた私の病気「子宮内膜症」。
生理痛がひどくありませんか?
と聞かれても、年に1~2回は辛いときもありますが、私よりももっと辛い友達を見ているので、私はそんなにひどいとは思ってもみませんでした。
内膜症を治すには生理を止めることということで、薬で生理を半年間止めました。
卵巣チョコレートのう腫や卵管水腫もみつかりましたので、大きな病院を紹介していただいて、腹腔鏡手術を受けたのです。
その後、本格的な不妊治療が始まり、AIH(人工授精)を何度かしてみましたが、嬉しい兆候はありませんでした。
そのうち、また内膜症がひどくなってきたと、生理を半年間止め、2度目の腹腔鏡手術を受けました。そして次からはIVF(体外受精)を行いました。
IVFはお金がかかりますが、それ以上に私の体にもとても負担がかかりました。
排卵誘発剤や着床しやすくする薬が私には合わないようで、以前の状態に戻るまで、半年くらい時間がかかりました。
そんなこんなで、またしばらくすると内膜症が悪化。また生理を半年間止めて、3度目の腹腔鏡手術となったのです。しかし、この3度目の手術が私の運命を狂わせました。
現在の私は、妊娠を諦め、低量ピルで毎月の生理を調整しています。
1度目の手術の後、内膜症を治す方法を調べ、私の布ナプ生活が始まりました。
そして、食事や美容にも体にやさしい生活を心がけました。
3度目の手術の少し前に、月経血コントロールのことを知りました。
私が20代の頃、もっと自分の生理に積極的だったら。。。
自分の体調ともっと向き合っていたら。。。
ストレスを溜め込んでいなかったら。。。
布ナプや月経血コントロールをもっと早くから実践していたら、変わっていたかも。
今更言っても遅いことはわかっているのですが。
だからこそ、次世代を生きるみなさんには、そういうことを知っていただきたいと思います。
泣くことの無いように、女性の健康をもっと理解してもらいたいです。
過去の私への反省をこめて。